BLOG

WANKO DIARY CAFE

みなさんこんにちは
WANKOショップのカノンです。

わんちゃんを飼っている人なら悩んでいる方も多い噛み癖。子犬の頃に甘噛みや飼い主さんの靴や家具、お家の壁などを噛んでイタズラをしますが、そのまま噛み癖を直さずにいると飼い主さんや他の人にケガをしてしまうこともありますので、今回は犬の噛み癖の原因と改善方法についてご紹介いたします。

 

犬の噛み癖から起こるトラブル

わんちゃんは人間のように言葉や手などを使えないため、口を使って物を運んだり、おもちゃを噛んでストレスを発散させます。犬にとって噛むことは自然なことですが、犬の噛む力は強く歯は尖っているので本気噛みされると怪我をする恐れがあります。噛み癖がついてしまうとお散歩中やお出かけ先で他人に噛みついてしまったり、ブラッシングなどのケアができずトリミングサロンで断られることもあります。家の中でも飼い主さんの洋服や家具なども噛んでしまいますので愛犬と楽しく暮らしていくためにもどうして噛むのか、正しいしつけを身につけ愛犬の噛み癖を改善していきましょう。

 

犬の噛み癖に多い原因

 

歯茎が痒い
乳歯から永久歯に生え変わる生後4ヶ月~10ヶ月ごろになると犬は歯茎がかゆくなります。その痒さから物を噛んだり、人の手や腕、足を噛んだりしてしまいます。永久歯に生え変わると痒さは消えますが、噛み癖が残ってしまうことがあります。

ストレスや恐怖
犬はストレスや恐怖を感じたときに噛んでしまうことがあります。例えば知らない人に触られた時や、引越しなどで環境が変わった時など恐怖やストレスから人の手や、自分の周りにあるものを手当たり次第に噛んだり自分の体や尻尾を噛んでしまうこともあるので注意が必要です。

飼い主さんに甘えている・遊んでほしい
飼い主さんに構って欲しくて甘噛みや遊びで興奮して強く噛んでしまうことがあります。本来であれば親犬や犬同士のじゃれあいで噛む力加減を覚えていくのですが、親犬と離れるのが早いと学習できないまま育ってしまいます。子犬の頃から噛んではいけないことを教えてあげることが大切です。

間違ったしつけ
わんちゃんが噛むのをやめさせるために誤ったしつけを行なっていませんか?しつけとして力任せにマズルを掴んだり、強く叩いたりしてしまうと恐怖心から一時的には噛まなくなっても身を守るために余計に噛み癖がひどくなる可能性があります。飼い主さん以外の人の手などを噛むようになってしまうこともあるので、誤ったしつけを行わないように気をつけましょう。

ここまでわんちゃんの噛み癖の原因をご紹介しました。愛犬が噛む理由は一つではありません。寝ている時やわんちゃんが予期せぬタイミングなどで触ってしまうと反射的に噛んでしまうこともあります。そのような本能的な防衛や攻撃としての噛み癖は治らない可能性もありますので獣医師やトレーナーさんへ相談してみても良いでしょう。

 

噛み癖の改善方法

ここからは具体的な対処法をご紹介していきます。

歯茎が痒い場合
歯の生え変わりの時期の歯茎の痒みは避けようがないので、長時間噛めるおもちゃを与えることが最適です。噛めるおもちゃがあると周囲にある家具や飼い主さんの洋服などを噛むことの防止になりますので歯が生え変わるまでは自由に噛んでいいおもちゃを置いてあげるようにしてみてください。
また噛んでもいい物と噛んではいけない物には噛み癖専用のスプレーなどもあるので使用してみるのも一つの対策だと思います。専用のスプレーを使用する場合は愛犬にアレルギーがないか十分に注意してください。

ストレスからの場合
成犬になってからも家具や洋服などを噛んでしまっている場合は運動不足またはストレスが溜まっていると考えられます。そんなときには思い切り体を動かして気晴らしをさせてあげましょう。いつもの散歩の回数を増やすだけでも、散歩には日光浴の効果もあるため心身ともにストレスが解消されます。雨の日には愛犬とお家でおもちゃ遊びをしてあげると良いでしょう。心地よい疲労感を得られると噛むことはせずゆっくり眠りについてくれると思いますので、ストレスからくる噛み癖の場合は試してみてください。

飼い主さんの気を引こうと噛んでくる場合
家具や飼い主さんの手や足、洋服などを噛まれたときに大きな声で叱ると、愛犬は「構ってもらえた!遊んでもらっている」と勘違いしていることがあります。噛まれた時には冷静に「痛い」「だめ」などシンプルな言葉で叱ることをお勧めします。それでも噛むことをやめない場合は愛犬と目を合わせないで部屋から出ましょう。遊んでいる途中でも噛まれた場合、噛まれた時点で遊ぶのをやめて愛犬を無視するようにしてみてください。噛んだら飼い主さんがいなくなる、遊んでくれなくなるということを教えてあげることが大切です。

 

今回は犬の噛み癖についてご紹介しました。成犬になってからの噛み癖はなかなか治しづらいです。噛む力も体全体の力も強くなってくるため、噛み癖のしつけは子犬のうちにやってはいけないと学習させてあげるのが良いですが、成犬になっても噛み癖が治らない子もいます。成犬になってからのしつけで気をつけていただきたいのは、たとえ愛犬が全面的に悪くても感情のままに怒鳴ったり、叩いたりすることは絶対にやめてください。人間に対して恐怖心を感じて防衛反応から噛み癖がエスカレートしてしまうこともあります。噛み癖を治したくてもなかなか難しくて上手くいかない場合は、獣医師さんやドッグトレーナーなどプロの方に相談することもおすすめします。
愛犬と楽しく安全に暮らしていくためにも無理はせず噛み癖の原因や対処法を実践して噛み癖を治してあげましょう。

 

少しずつ暖かくなってきておりますが風邪など引かないように体にはお気をつけください。
それではみなさん良いワンコライフを♪

 

 

記事一覧

KANON

好きなことには好奇心旺盛なため大好きなわんこについては特に知りたいことが多く、知識をたくさん増やすために勉強する日々。最近はSNSでシンプルかつデザイン性が優れている犬服を...

関連記事一覧