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WANKO DIARY CAFE

みなさんこんにちは。
WANKOショップのカノンです。

これからの季節クリスマスやお正月の行事ごとで来客者が増える家庭では、愛犬から目を離したほんの少しのタイミングで食べ物や子供のおもちゃなど落ちているものをわんこが誤飲誤食をしてしまうことがあります。今回はわんこが誤飲誤食をしてしまう原因や危険性、対策などをご紹介いたします。

 

なぜワンちゃんはものをすぐに口にしてしまうの?

わんこはテーブルの上のものやお散歩中の道端に落ちているものをすぐに食べようとし、飼い主さんが注意することも多いのではないのでしょうか。犬がものをすぐに口にしてしまうのには理由があり、犬が野生で生きていた時代、鼻を効かせながら歩き回って食料を探したり、食べ物だけでなく物を運ぶ時にも口を使っていたため犬がものをすぐに口にしてしまうのは本能的な行動なのです。とはいえ食べてはいけないものを誤って食べてしまうと最悪の場合は命に関わることもありますので気をつけなければなりません。

 

食べたいからだけではない?

食いしん坊なワンちゃんが食べ物や草を食べてしまうのは野生時代から残っている本能が関係しています。しかし、わんちゃんが誤飲誤食してしまうのには食べたいという欲求だけでは無いのです。

例えば、愛犬が退屈な時に飼い主さんの洋服のボタンが床に転がっていたとします。そのボタンを見つけたわんちゃんが口に入れたときに飼い主さんが騒いで愛犬の元に行ったとすると、いつもはおもちゃで遊んでいても反応がないけれど、ボタンを口に入れたら飼い主さんが構ってくれると覚えると誤飲誤食を繰り返したり、わんこは一度自分で拾ったものは自分のものになってしまいますので、無理やり飼い主さんに取られそうになると食べる気は無くても取られたくなくて飲み込んでしまうケースがあります。またプラスチック製などの耐久性の低いおもちゃなどは噛む力の強いワンコだと破壊してしまい破片を飲み込んでしまったり、わんこの体に対して小さなおもちゃだと丸呑みしてしまうというケースもあります。このように誤飲誤食をしてしまう原因は様々あり、ただ食べたいからというわけでは無いのです。

 

誤飲誤食の危険性

もしも愛犬が誤飲誤食をしてしまったらどのような危険性があるのでしょうか。

・中毒症状を起こす
たまねぎ、ねぎ、にら、チョコレート、アボカドなどわんちゃんにとって中毒を起こしてしまう可能性が高い食べ物を誤食してしまうと貧血症状や嘔吐、下痢などの症状があり、重症の場合はけいれん発作や呼吸困難になり最悪死亡する可能性があります。

・腸閉塞を起こす
おもちゃの紐やロープ、ぬいぐるみの綿などの誤飲誤食したものが胃や腸で消化されず体の外に排出できないようなものは腸で詰まり腸閉塞になってしまいます。腸閉塞になってしまうと嘔吐や便秘、腹痛を起こします。何も処置をしなければ呼吸困難や詰まったところが壊死してしまい最悪命に関わります。

このようにもしも愛犬が誤飲誤食をしてしまったら、中毒症状を起こしてしまう可能性もあるためすぐに病院に連れて行き獣医さんに診てもらいましょう。その際、何をどのくらい食べ、どのくらいの時間が経過しているかを詳しく説明することで処置方法も変わってきますので、きちんと把握するように心がけておきましょう。

 

愛犬が誤飲誤食しないためにできる対策とは

愛犬の誤飲誤食を防ぐためにはわんこが口にしそうなものをわんこの手の届く場所に置かないことが大切です。口にすっぽりと入るおもちゃはなるべく選ばないようにし、目の届く場所で遊ばせてあげましょう。さらに日頃から「ちょうだい」の指示で口にしたものを渡してくれるようにトレーニングしておくと、危険なものを口にしても安全に取り上げることができますので日頃からトレーニングをすることもお勧めします。

また、わんこが異物を口にしてしまった時は無理に取らないようにしてください。自分のものになっているワンちゃんから無理に取ろうとすると唸ったり噛んだりと攻撃的になることがあります。我が家でも靴下を気づかない間に取られることがあるのですが、近づくだけでうーうーと唸ります。私の場合は他のおもちゃや、おやつを見せて興味をこちらに移し咥えているものに注意を払っていない間にしれっと取り上げています。ですがおやつを与えて食べている間に取り上げるのは、何かを口にしたら美味しいものをもらえるとわんこが勘違いする場合があるので緊急時のみの対処法としたほうが良いでしょう。またわんこが飲み込めるサイズのものを口にしている場合は食べ物を見せないでください。飲み込めるサイズであれば焦って飲み込んでからその食べ物をもらおうとする可能性があります。飲み込んでしまった場合はすぐに獣医さんに相談し指示に従いましょう。

 

今回はワンちゃんの誤飲誤食について紹介しました。わんこに誤飲誤食をさせないためには飼い主さんが日々心がけることでリスクを減らすことができます。キッチンやリビングなどでの事故も多く見られますので、十分注意しましょう。

本格的な寒さに向かいますが風邪など引かないよう、暖かくしてお過ごしください。
それではみなさん良いワンコライフを♪

 

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KANON

好きなことには好奇心旺盛なため大好きなわんこについては特に知りたいことが多く、知識をたくさん増やすために勉強する日々。最近はSNSでシンプルかつデザイン性が優れている犬服を...

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