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WANKO DIARY CAFE

みなさんこんにちは。
WANKOショップのカノンです。

犬の吠えるという行為は相手に自分の気持ちを伝えるための行動の1つで、犬が吠える原因が分かれば、犬の気持ちや犬が飼い主に何を伝えたいのかが理解できるようになります。また過剰に吠えるわんちゃんだと家族だけでなく、他人へも迷惑をかけてしまう事もあるので犬が吠える理由をきちんと理解し、しつけを行いましょう。今回は犬の吠えとしつけについてご紹介します。

 

犬が吠える理由

犬が吠えるのは必ず理由があります。元々群れで暮らす習慣のある犬にとって吠えるなどの行動は仲間とのコミュニケーションを取るためだったと言われています。ですが野生でいた頃と比べ、人と暮らすようになり吠える事で何かしらのメリットがあるため過剰にわんこは吠えてしまいます。ここからは犬が吠える理由をご紹介します。

●警戒している

最も多いのが「警戒吠え」です。警戒吠えのタイミングはわんこによって違いますが、何に対して恐怖心を抱いているかによります。人が好きなわんこは人に対して警戒して吠えることはほとんどありませんが、人が苦手だったり嫌いだったりする犬は、人に対して警戒吠えをします。来客時に吠える原因も警戒吠えが1番多く、知らない人が自分の縄張りに入って来ようとしていることに対して警戒して吠えてしまいます。

 

●要求がある

ごはんやおもちゃで遊ぶのを催促して吠えている、もしくは鳴いている理由がわからない飼い主さんが静かにさせるために、おやつをあげたりケージから出してあげたりすることで学習し要求吠えをするようになります。「吠えたらご飯やおもちゃ、おやつがもらえる」と思えば、吠えるようになり「ケージの中で吠えれば出してもらえる」と思えば、出して欲しいと吠えるようになります。

 

●興奮している

わんちゃん同士や飼い主さんと遊んでいる時に吠えるのは、遊びに興奮している可能性があります。また、怒りで興奮して吠えることもあるため、判断を間違えないよう気をつけましょう。散歩中などでの他の犬への吠えも、遊びたくての興奮吠えが多いです。来客時に吠える原因として「警戒吠え」以外にも、人が来ることが嬉しく興奮して吠える犬もいます。

 

●痛みや病気

体のどこかに痛みがあったり、認知症などの病気により吠えることもあります。吠えるタイミングに共通点がなかったり、悲鳴のような鳴き声、吠える以外に体調不良がある場合は、一度獣医師に相談しましょう。

 

●ストレスが溜まっている

ストレスが溜まり吠えることがあります。一例として、留守番中飼い主さんがいないことで寂しくなりストレスになってしまうことがあります。ストレスを放っておくと、問題行動が癖になってしまうことがありますので、ドッグトレーナーや獣医師に相談してみても良いでしょう。何よりストレスを発散させてあげることが大切ですので、いっぱいお散歩に連れて行ってあげたり、悪天候で外出できないときは、室内でのおもちゃで遊んであげるなどしてストレスを発散させてあげてください。

 

●難聴

老犬になり聴力が衰える、または聴覚障害のわんちゃんは今まで聞こえていた音が聞こえず戸惑ったり混乱してしまい吠えるようになることがあります。呼び声や大きな音にも反応しない場合には、一度獣医師さんに相談してみることをおすすめします。

 

犬が吠える場合のしつけ

吠える原因はお伝えしましたが、どのように対処すればいいのかわからない飼い主さんもいると思います。ここからはわんちゃんが吠えるときの対処法をご紹介します。

●無視することも大切

興奮して吠える場合は、飼い主さんが声をかけると余計に吠えてしまうので落ち着くまで無視しましょう。吠えられても飛びつかれても無視して、別の部屋に行くなどして犬が落ち着くのを待ちます。落ち着いたと思ったら、声をかけて撫でたり遊んだりしてあげてください。

 

●警戒吠えを落ち着かせる

来客や宅配便がきてインターフォンが鳴った時点で興奮して吠えてしまうわんちゃんには、まずインターフォンの音に慣らし、インターフォンが鳴ったらハウスやベッドといった愛犬が落ち着ける場所に行くようにサポートしてあげてください。散歩中に吠えてしまう場合も同様に、愛犬を落ち着かせることが大切です。ほかの犬に対して吠えてしまう場合には、すぐ道を変え、愛犬が吠えないでいられる場所に案内してあげましょう。

 

●気持ちを切り替えてあげる

吠えたから遊んであげる、おやつをあげる、散歩へ連れて行くではなく、吠える前に行動する事でも改善はみられます。あえて散歩の時間やごはんの時間を変えてみるのも良いでしょう。また、気持ちを切り替える事も大切です。たとえば吠えている愛犬に「おすわり」などをさせ、できたら褒めてあげる。吠えたらまたすぐに指示を出し、できたら褒めるを繰り返し、愛犬に吠えることより「おすわり」をするほうが褒められるんだと教えてあげましょう。

 

状況によって吠えることが過剰になると、場合によっては近隣から苦情がくるなどトラブルになる恐れもあり、飼い主にとっても大きなストレスになってしまうことがあります。無駄吠えのトレーニングは時間がかかるため、自分だけでどうにかしようとはせず、かかりつけの獣医師やドッグトレーナーに相談してみることをおすすめします。

 

今回は犬が吠える理由としつけについてご紹介しました。犬が吠える原因は様々で、これをすれば必ず治るというわけではありません。吠える理由やタイミングはそれぞれですが、必ず意味があって吠えています。うるさいからときつく叱るのはわんちゃんの気持ちを無視しており逆効果になりますのでやめましょう。大切なのはなぜ吠えているのかの原因をしっかりと理解し、その原因にあった対処法を試してみてあげてください。言葉を使って話すことができないからこそ、その訴えを飼い主がちゃんとコントロールできるようにトレーニングしてあげれるようにしていきたいですね。

これから冷え込みが一層厳しくなりますのでお体には十分気をつけてくださいね。
それではみなさん良いワンコライフを♪

 

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KANON

好きなことには好奇心旺盛なため大好きなわんこについては特に知りたいことが多く、知識をたくさん増やすために勉強する日々。最近はSNSでシンプルかつデザイン性が優れている犬服を...

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