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WANKO DIARY CAFE

大変ご無沙汰しております。
WANKOショップ中武です。

ここ一年くらい、表舞台はカノンに任せっぱなしで私は黒子に徹しておりました(笑)
おかげでショップとしてのカラーも以前より明るくなりフォロワーさんとのコミュニケーションも密度の濃い関係が築けているようで大変喜んでおります。
さて、今回はタイトルにあるように「ドッグフードの闇」をペットと暮らすユーザー様にも知っていただこうと私が編集しました。 健康な身体を作るうえで大切な食事となるドッグフードですが、種類もさることながら製法や内容を知ることで驚くような生産者の都合が沢山含まれ普通に店頭に並んでいるという事を知っておいてください。

私自身、クランを迎えるまでは全くの素人でしたが WANKOショップを運営するなかで、商品を知る機会や調べる機会が増えるにつれ、とんでもない商品が沢山販売されていることを知りました。 知らないだけで実は皆さんに波及しているものも沢山あると思ってます。現状を知ることでペット業界を少しでも正しい方向に軌道修正できたら良いなと思ってます。

 

品質よりも利益を優先するペットフード。

一般的に愛犬の食事はドッグフードをメインにしている方も多いと思います。
実はこのドッグフードにも気をつけないといけない要素が沢山含まれています。

・安いドッグフードには安い理由がある

ドックフードといっても、ピンからキリまで沢山あるのでどれを選んだらよいのか迷いますよね。安いドックフードには安い理由が必ずあり、その中でも気をつけないといけないのは悪い脂肪分がたっぷり入っているドッグフードです。一般的には添加物が入ってないものは良いとされてますが、それ以上に気をつけないといけないのは脂肪分です。雑食の犬は脂肪分の高い食事が好きで、食べっぷりはとても良いのです。
また、安いということは原材料以外に作られている過程も全然ちがいます。大量生産をしているので作る過程もかなり雑なものが多いのが現状です。質の良いドックフードというのは人間が食べても問題ないほど原材料に拘ってつくられていますが、安いドックフードは人間は食べてはいけません。理由として普通は廃棄されるはずの副産物が多く使用されているからです。副産物とは人間は口にしないもので、 鶏肉であればトサカとかくちばし、あとは内臓全般も全て使っています。それを使うことで内容量をカサ増ししてコストを抑えようと考えられてます。

しかし、内蔵は脂肪分が高いため犬たちは喜んで食べています。脂肪分の高い食事は肥満の原因になったり毛艶がなくなる、さらには内臓疾患にもなりかねません。室内で過ごすことの多い愛犬にとって運動量は少ないのに脂肪分の高い食事は避けるべきだと考えます。
人間なら感想を言葉や表情で伝えることも可能ですが犬の場合は、食べるか食べないかだけでしか表現できません。飼い主がしっかりとした知識を身につけて管理をしてあげないと可哀想なことになってしまいます。
どんなものにも安い理由、高い理由があることを踏まえ犬のフード選びをして下さい。

 

・宣伝広告にチカラの入っているフード類も避けるべき

原材料のコストを下げている理由として宣伝広告にお金がかかっているという事があります。テレビを見てるとフードの CM もたまに見る事がありますが、テレビCMや雑誌広告は決して安い広告費ではありません。メーカーとしては掛った広告費を当然回収しようと考えるのですが商品単価の安いドッグフードで回収しようとした場合は原材料のコストを下げようと考えます。私はデザイン制作が本業ですので業界のことは知り尽くしています。商品を売るためにだけに注力する広告は曖昧な表現で都合の悪いことには触れないように作られるため視聴者には良いイメージだけが伝わってしまいます。テレビCMをしている商品は安心感を与えてくれるかもしれませんが決してそうではない事を飼い主が理解しておくべきです。

派手なテレビCMや宣伝広告、パッケージにお金が掛かってそうと感じるフード類に良い商品は無いと思っておいた方が無難です。

 

・買ってはいけないドッグフードの簡単な見分け方

犬の健康を守る事は飼い主の責任です。そのためにはドッグフードについてよく知っておかないといけません。ドッグフードには沢山の種類があるため飼い主としてもどれを与えたらいいのか迷うところだと思いますが、コストを抑えるために安ければいいという考えでドッグフードを選んでしまう人もいます。しかし、共に生きていく大切なパートナーに質の悪いフードを食べさせて体調を壊すような事があってはいけません。基本的に大事な事は値段と質のバランスを基準に自分の財布と相談する事になるのですが、 最低限これは買ってはいけない、というフードもあります。

【4D ミートを利用しているフード】
実はドッグフードにはこの 4D ミートを使用している製品も沢山あります。4D とは人間が食べる事ができないほどの質の悪い肉を材料にしているという事です。そのような肉の事は【ミート】【ミール】 と表記されます。さらには粉々にされたパウダーやエキスなども実はどんな肉が使われていたのか分からなくなるほどに細かく加工しています。ですので【ミール】【ミート】【パウダー】【エキス】【●●等】 などの表記があるものは購入を避ける方がいいでしょう。

【危険な添加物に注意】
実は質の悪い肉と危険な添加物はセットになっていると考えていいです。これは肉の質が悪い事をカバーする目的で添加物が加えられるからです。ドッグフードはペッフード安全法により定めがありますが、まだまだ緩いもので人間用の食べ物についての基準と比べると全然及びません。犬が継続的に危険性のある添加物を摂り続けていると、癌や慢性疾患の原因になるとも言われています。その危険な添加物は酸化防止剤の BHA や着色料、香料、保存料などです。これらが配合されていると いう事はつまりは肉の質が良くないのだと考えましょう。

 

今回はドッグフードについて絶対に知っておいていただきたい最低限の内容をまとめました。
飼い主の意識を変えることで安心できるドッグフードを選ぶことができたら、少しでも愛犬が健康に過ごせることにもつながると思っております!

これからも私の立場だからこそ伝えることの出来る業界特有の内容に触れて編集させていただければと考えてます。
それではみなさん良いわんこライフを♪

 

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NAKATAKE

デザイン性の良い商品に魅力を感じつつ、スペックや機能にも要求を怠らない商品選びが大好きで、商品スペックから見えてくる価格の正当性を見つけては喜びを感じてます! 今後の目...

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