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WANKO DIARY CAFE

みなさんこんにちは
WANKOショップ店長のカノンです。

暑かった夏も過ぎ少しずつ秋らしい気温になってきましたね。秋といえば食欲の秋と言われるほど、美味しいものがたくさん食べれる季節でもあり、ワンちゃんの食欲も旺盛になるため愛犬の食欲に合わせて、ご飯やおやつの量を増やしてしまうと太ってしまうこともあります。
今回はわんちゃんの肥満の原因と肥満がもたらすリスク、対策についてご紹介いたします。

 

犬の肥満の原因

食べ物を嬉しそうに食べるわんちゃんは可愛いですよね。ですが全国の動物病院から集められたデータによると日本の飼い犬の約半数が太り気味もしくは「肥満」だそうです。犬が肥満になる原因としては

ご飯の量が多い
わんこが肥満になる原因の一つとしてカロリーの摂り過ぎがあります。フードの袋に書かれている適正量を参考にして与えることは大切ですが、愛犬の体格にあった理想体重を考えて与えないと太り気味の子が表記通りに食べてしまうとカロリーオーバーとなり肥満になってしまいます。

おやつの与え過ぎ
愛犬におねだりされるとつい可愛くておやつをたくさん与えたくなりますよね。おやつはフードよりも塩分が強かったり、カロリーの高いものが多いため、少量であっても与え過ぎている可能性がありますので、できるだけ細かくちぎってちょっとずつあげましょう。わんこはもらえる量より回数を多くもらえる方が満足できます。

運動不足
わんこは運動不足が続くと筋肉量が減り基礎代謝が下がります。基礎代謝が下がってしまうとエネルギーが消費されず食べた分のカロリーを消費できず肥満になりやすくなります。小型犬のわんこなら室内遊びだけでも十分ですが、本来わんこはお散歩や運動が好きな動物ですので、できるだけお外でお散歩してあげましょう。

去勢・避妊手術
去勢・避妊手術を行うとホルモンバランスの変化が体内にも影響し、基礎代謝が低下したり、体力を取り戻すために食欲が増加してしまう傾向にあります。

加齢による基礎代謝の低下
年と共に基礎代謝の低下していくわんちゃんの食事の量を変えないままでいると肥満に繋がってしまいます。

 

犬の肥満がもたらすリスクとは

わんこも人間と一緒で肥満になると病気のリスクも上がります。
肥満が犬にもたらすリスクについてご紹介致します。

糖尿病
肥満体型の犬は糖尿病にかかるリスクが高くなります。糖尿病は、血糖値を調整するインスリンが足りない、もしくはうまく作用しないと糖が増える病気です。糖尿病になると食欲や元気の低下、嘔吐、脱水などの症状が見られますので、すぐに適切な治療を行わないと死に至る危険があります。

関節炎
体重が増量することで関節に大きな負担を与えてしまい痛みを伴います。関節以外にも靭帯や筋肉も痛めてしまうこともあり、痛みや不快感がでるのでお散歩にも行きたがらなくなり、運動不足で肥満から抜け出せない悪循環に陥ることも。

呼吸器系への負担
肥満になると脂肪が厚くなり気管や気道が圧迫され呼吸がしづらくなり酸素不足の状態になることがあります。気管の細い小型犬は特に悪化しやすい傾向にありますので注意が必要です。

心臓への負担
肥満なワンちゃんの場合、体全体へ血液を送り続ける心臓には非常に負担がかかります。老化も早く心臓病のリスクも高まる可能性があります。

このように肥満になってしまうと様々な病気になる可能性があります。ご紹介した事以外にも便秘、免疫機能の低下や、がんになるリスクの増加、手術時の麻酔が効きづらいなどと肥満がもたらすリスクは最悪愛犬の命にも危険に陥れることもあるので、愛犬が肥満にならないよう飼い主さんがコントロールすることが大切です。

 

もしも愛犬の体重が増えてきたと思ったら

わんこが肥満になる理由は摂取カロリーと消費カロリーが比例していないからです。だからと言って急に食事の量を減らすのは危険ですしハードなお散歩をしても関節を痛めてしまうかもしれませんので、愛犬の体調に合わせてあげることが大切です。例えばフードの量を少し減らし、野菜やささみなどでかさ増ししたり、毎日ではなくとも2〜3日に1回は手作りごはんにする、お散歩から帰ってきたらご褒美としておやつをあげるなど、お散歩に行くことでおやつがもらえるとポジティブな印象を与えてあげましょう、また家族で飼っている場合は家族全員で協力し特におやつなどは誰が何をあげたかの声かけをすることで愛犬の肥満予防にもつながります。愛犬が肥満にならないようにするために大切なことはバランスのいい食事と適度な運動を「持続」させることです。どれだけ健康的な食事と運動をしても1日だけでは効果はありませんので、わんこと飼い主さんが無理をせず長期継続できる方法を考えチャレンジしてみてくださいね。

今回は犬の肥満についてご紹介いたしました。わんこは自分でご飯を決めたりダイエットを始めることはできませんので、飼い主さんが責任を持って愛犬の体型管理をし健康な毎日を過ごさせてあげましょう。少しでもぽっちゃりしたかな?と思ったら一度かかりつけの病院で相談してみてください。

それではみなさま良いワンコライフを♪

 

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KANON

好きなことには好奇心旺盛なため大好きなわんこについては特に知りたいことが多く、知識をたくさん増やすために勉強する日々。最近はSNSでシンプルかつデザイン性が優れている犬服を...

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