30Jul2019

犬の夏バテの症状、対策とは？夏バテ防止グッズもご紹介！

みなさんこんにちは
WANKOショップ店長のカノンです。

梅雨も明け厳しい暑さが続いておりますが皆さんいかがお過ごしですか？
少し外に出るだけでもすぐに汗をかいてしまいますよね。私たち人間に比べてわんこは全身に毛が覆われているので夏バテや熱中症になりやすいようです。今回は犬の夏バテの症状と対策についてご紹介致します。

犬が夏バテになる原因

犬は足裏の肉球にしか汗腺がなく、人間のように体に汗をかいて体温調節することができないため体に熱をこもらせてしまいます。熱を冷まそうとパンティングと言われる、舌を出してハアハアと呼吸をし体温を下げようとしますが、湿度の高い日本では熱を逃がしにくく自律神経の調節機能が低下してしまうことで、夏バテの症状を引き起こしてしまいます。　

犬の夏バテの症状とは

犬の夏バテは目で見てわかる症状もあれば、なんとなくいつもより元気がないなと分かりづらい時があります。わんこは自分の言葉で伝えることができないため飼い主さんがいち早く気付いてあげないといけません。わんこが見せる夏バテのサインと熱中症のサインをそれぞれご紹介致します。

夏バテのサイン
・食欲がない
・下痢をする
・嘔吐をする
・寝ている時間が長い
・散歩を嫌がる
・元気がない

熱中症のサイン
・体温が高い
・よだれの量が多い
・呼吸が荒く息苦しそうにする
・体がふらつく
・けいれん

夏バテの症状だと思っていたら実は熱中症だったなんてことがあるかもしれません。熱中症は短時間で急激に状態が悪化する命に関わる危険な症状です。熱中症のような症状が見られたら一刻も早く動物病院に連れて行きましょう。

犬の夏バテ対策 3つ

愛犬を夏バテから守るためには日頃からの対策が必要です。愛犬のためにできる夏バテの対策方法3つをご紹介いたします。

室内の温度、湿度の管理
犬は人よりも体感温度が高いので人間が少し暑いと感じている時、わんこはかなり暑く感じており体の負担になっています。
犬種や年齢により多少異なりますが一般的に室温22℃〜25℃、湿度60%以下がわんこが快適に過ごせると言われています。あまり低い温度に設定してしまうと体調を崩してしまう可能性がありますので愛犬にあった温度を調節してあげてください。

水分量の多い食事にする
夏バテをしている時は脱水傾向にあるので水分を取らせることが大切です。新鮮なお水を飲ませてあげることはもちろんですが、効率よく水分補給をするためには、普段からドライフードを食べているわんちゃんはウェットフードや手作りご飯にするなど水分量の多いものに替えることで夏に負けない体づくりができます。食欲がないわんちゃんには水分が多く甘味のある果物やカロリーの低い野菜などを与えてあげてもいいでしょう。

お散歩は涼しい時間帯に
夏のお散歩は早朝か日没後に行うのが基本です。わんちゃんは人間よりも身体が地面に近いため照り返しの熱がダイレクトに体に伝わります。気温の上がる日中のアスファルトやコンクリートは50℃から60℃にもなると言われています。人間でもそんな熱いアスファルトの上を裸足で歩くことはできないですよね。わんこも同じでアスファルトやマンホールの上を歩くと肉球を火傷してしまいますので、外に出た時に一度アスファルトを手で触り熱くないかどうかを確認してからお散歩へ行きましょう。

暑い日が続くと犬の動きも鈍くなっていきますので、夏バテになってしまう前にしっかりと対策をしてあげましょう。