見た目を綺麗にするだけではないブラッシングの効果
みなさんこんにちは。
WANKOショップ店長の夏音(カノン)です。
犬のブラッシングはご家庭で簡単にできる大切なお手入れです。
ブラッシングは見た目を綺麗にするだけでなく様々な効果があるのをご存知ですか?今回はブラッシングの効果についてご紹介していきます。
ブラッシングの頻度
犬のブラッシングは毎日行うのが理想です。毎日行うことが難しい場合は最低でも週に2~3回は行いましょう。
犬の毛の生え方にはシングルコートとダブルコートの二種類があります。ダブルコートとして一般的に知られているのはチワワやポメラニアン、柴犬など、ダブルコートの犬は春と秋に換毛期といって大量の被毛が抜け落ちます。
今の季節ポメラニアンのクランはちょっと抱っこしただけで洋服が毛だらけになってしまうのでコロコロが手放せません。そんな換毛期のあるわんちゃんの抜け毛を放っておくと掃除が大変になるだけではなく、被毛のツヤがなくなったり皮膚病などの原因になりますので日頃からのブラッシングが非常に大切です。
反対にシングルコートと呼ばれるプードルやマルチーズ、ヨークシャテリアなどは換毛期がなく抜け毛が少ないです。トイプードルのムックも抜け毛は少ないのですがムックがお家にきて初めてトリミングに行った時のこと、すでに毛玉ができており写真からも伝わるボサボサ感。
ブラッシングをしても毛玉がほどけず一度バリカンで短くしないとダメとのことで短くしたことがありました。それからは毛玉を作らないよう毎日ブラッシングをした結果、こんなにもモコモコに♪
シングルコートの犬は毛の生え変わりがなくどんどん伸びてくるため細く柔らかい毛並みのわんちゃんだと特に毛玉ができやすかったり毛が絡まりやすいので毛が大量に抜けていなくとも愛犬の被毛や皮膚を健康で清潔な状態に保つため、こまめなブラッシングは欠かせません。
ダブルコートとシングルコートにはそれぞれ違いがありますが、どちらもこまめなお手入れが必要なのは確かです。
大切な家族だからこそできるだけ毎日ブラッシングをしてあげたいですよね。
ブラッシングの効果
ブラシングの効果は様々です。
1.毛並みを整える
ブラシを通して毛の流れを良くすることで毛艶が良くなり、ホコリや花粉なども取り除くこともでき、身体を清潔且つ綺麗に保てます。
2.毛玉ができにくい
毛質が細くて柔らかいわんこだと毛玉ができやすくブラッシングを怠ってしまうと周囲の毛を引っ張ってしまい痛みを生じてしまうこともあります。ですが日々のこまめなブラシングをすることにより毛玉の予防ができます。
3.ノミ・ダニの発見
ノミ・ダニは長期間放置してしまうと、強いかゆみや皮膚病を発症する恐れがあります。わんこは自分で対処することができないのでブラッシングを行うことで、飼い主さんはわんこの被毛に潜んでいるノミやダニに早く気づいてあげることができます。
4.病気の発見
ブラッシングで発見できるのはノミ・ダニだけでなく、皮膚病などの表面的なものはもちろんのこと、体のしこりや膨らみなど、ブラッシング中はワンコの体全体に触れるため以前触った時と比べて異常があった時はすぐに気付くことができます。
5.犬のリラックス効果とコミュニケーション
ブラッシングすることで犬にとっても飼い主とのスキンシップを通してリラックスできる時間になり、最初は嫌がる犬もいますが回数を重ねるごとに落ち着き、密接なコミュニケーションがとれるようになります
何となく行っているブラッシングですが、見た目を綺麗にするだけでなく様々な効果があるのです。ブラッシングをしないままの状態が続くと、愛犬に悪影響を及ぼしてしまうことがあるかもしれません。日々のブラッシングで被毛や皮膚の健康状態を保つことはもちろん、飼い主さんと愛犬の絶好のコミュニケーションがとれる時間でもあります。少しの時間でもいいのでブラッシングを日々の習慣にしてみてはいかがでしょうか♪
また、ブラッシングをするときにブラッシングスプレーを一緒に使うことをおすすめします!ブラッシングスプレーを使うことで毛がふんわりとしたり、毛の絡まりをほどきやすくするほか、静電気防止、香りのリラックス効果など、様々な効果があります。
最近では種類も増え、UVカットのものや被毛に栄養を与えたり虫除け効果があるものもありますので、生活環境や好みに合わせて選んでみるのもいいかもしれません。
それでは皆さま良いワンコライフを♪